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「母への100の質問状」〜自分と母を思う
評価:
価格: ¥ 1,404
ショップ: 楽天ブックス
コメント:とても読みやすくやさしい文章で自然に心に入り込んできて、共感しながら或いは違和感を感じながら、あっという間に読み切ってしまいました。

JUGEMテーマ:読書感想文

 

こんにちは。ゆきです。

 

先日ぷち家出をしました。

子供たちに会って元気を取り戻す、という企みだったにもかかわらず誰にもほとんど会えず、くたびれもうけの旅の帰り道、1冊の本を読みました。

 

なんとなく手に取った本でしたが、読み始めるとあっという間に読み切ってしまいました。

 

著者は森谷雄さんというテレビプロデューサー。

波乱万丈の人生を送る自分の母へ書いた100の質問状と母から息子への100の答え。

 

プロローグ〜

「母さん、あなたは今、幸せですか」これが僕の一番聞きたいことだ。〜僕の予想する母の答えは

「いいえ」だ。〜

 

から始まるお話。

この時点では、このお母さんは破天荒な人柄で、著者はその母を受け入れられないでいる・・・

のかな?と勝手に想像した。

不倫、4人の父、借金取り、逮捕・・・キーワードを並べても壮絶な人生を想像するに易い。

でも、読み進めていくとちょっとずつ印象が変わっていった。

このお母さん、愛情が欲しいだけなんだな、と。

愛情を求めるし、男性にも子供たちにも愛情があふれる。

そして仕事にも愛情たっぷり。

ちょっと欲張りすぎて、必死に守ってきたはずのものが手のひらから少しずつこぼれ落ちてしまう、

そんな悲しいお母さんなんじゃないかと。

 

違和感を覚えながら、全く共感できない人生を達観しながら読んでいた私も、

読み終わるころには、母から子供への会話のような回答からあふれる愛情に心が揺さぶられる思いでした。

 

私が幼かったころは私の母も忙しく、私も寂しい思いをしてたっけ。

いつもいつも母を求めるけど、そっけなく突っぱねられ、思春期を迎えるころは絵にかいたような反抗期!

私の母も強い人なので、けんかしてもかないっこない。

ストレスやうっぷんを抱えたまま大人になってしまった私。

それが愛情からくるものとわかっていても素直になることができません。

別に絶縁しているわけじゃないけど、特に愚痴を聞いてもらうこともありません。

私はつらいことがあっても母に泣き言を言ったり甘えたりができなくなってしまいました。

 

もし私の母へ100の質問状を出したら、森谷さんのお母さんのようにありのまま答えてくれるのだろうか。

 

いいえ、私の母は強いだけでなく自分は曲げない。

自分が悪かった等とは決して言わないでしょう。

そして私を肯定することもきっとない。

 

でも、今なら強い言葉の裏側の母を少しは理解できる私もいます。

あの頃の母も間違いなく私を愛していてくれたんだろうと。

森谷さんのお母さんと一緒で、生きるのに精一杯なだけだったんじゃないかと。

愛情表現が下手なんだな。きっと。

どこにでもある母と娘のすれ違い。

私と娘にもいつか訪れる行き違い。

 

森谷さんの、お母さんへの100個目の質問

「母さん、あなたは今、幸せですか」

 

お母さんの100個目の答え

「はい。幸せです。」

 

私ももう少し年をとったら聞いてみよう。

母とお茶でもすすりながら・・・

 

通常訴求

 

 

 

 

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